非常に優れた技術開発力が強みとなっているシャープ。社名の由来ともなっているシャープペンシルをはじめ、電卓やテレビ、太陽電池など他に先駆けた開発を次々と行ってきました。
一人一人が持つ専門知識を、最大限活かすことができるシャープの特色についてご紹介していきます。
シャープでは、高い専門知識と柔軟な発想を持った人材を積極的に募集しています。これは、今後ますます事業を拡大していくために必要であると考えているから。シャープの特徴として、事業ユニット毎に必要な人材を採用しているという点が挙げられます。そのため、面接時にその人が持つ専門性を最も活かせる職場への配属提案を行ってくれます。
同社では、入社後にも専門性を学ぶための研修プログラムを用意。自ら成長したいと考える社員をサポートする体制が整えられていることも特徴と言えるでしょう。また、現場でも先輩や上司から業務に関する指導が行われているため、日々の業務の中でも成長することができます。
お客様に寄り添い、より良い製品とサービスを提供し続けるため、シャープでは妥協しない姿勢が求められます。この努力に応えるため、成果に応じて評価する人事制度を整備。頑張りが認められる評価制度であるからこそ、モチベーションを高めて仕事に取り組むことができます。
シャープでは、さまざまな技術を活かせるポジションが用意されています。技術系の職種は下記の通り。
それぞれ「スマートライフグループ」「8Kエコシステムグループ」「ITCグループ」「連結子会社」といった各セグメントでこれまで培ってきた技術を生かしていくことになります。ここでは、その中でも「回路設計技術」と「機構設計技術」についてご紹介します。
回路設計技術の仕事の一例として、「ディスプレイ用システムLSIの開発」が挙げられます。具体的には、LIS全体のシステムレベルの設計やディスプレイコントローラやディスプレイドライバ、パワーマネージメントの回路設計を行います。
ディスプレイ用システムLSIに携わる際に必要とされるのは、ハードウェア記述言語を使用した設計・設計検証ができることや、デジタル・アナログ設計に必要なEDAツールの知識を保有していることなどが挙げられています。
また、ディスプレイドライバやディスプレイコントローラ、パワーマネジメントICの設計経験も歓迎されます。
機構設計技術の仕事の一例として、「8Kカメラ設計開発・商品化」があります。具体的には、ビデオカメラの開発推進や筐体設計検討、評価基準の検討などを行います。
「8Kカメラ設計開発・商品化」業務に関しては、デジタルカメラ設計の経験が必須とされています。加えて、英語スキルやレンズ・レンズマウント・センサー面など光学部品の設計経験、カメラ制御開発経験が歓迎されるようです。
ここでは、シャープのオリジナル製品やブランドについて紹介していきます。
AQUOS(アクオス)は、シャープで開発している映像関連機器のブランドシリーズです。2001年1月に液晶テレビ「AQUOS」の第一号機が発売され、その後スマートフォンやタブレット、高画質カメラ、DVDレコーダーなどさまざまな製品展開が行われています。
プラズマクラスターとは、プラズマの放電により活性酸素を発生させることによって+(プラス)と−(マイナス)のプラズマクラスターイオンを作り、空気中に放出する技術のこと。この技術により、インフルエンザウイルスの作用を抑制、結核観戦リスクを軽減、水虫菌の抑制などさまざまな効果が期待されています。
また、プラズマクラスター技術によって空気を浄化した空間では、ストレスの低減効果が見られ、集中力が上昇することもわかっています。
シャープが推進している「8K+5Gエコシステム」とは、さまざまなパートナーが持つ強みを組み合わせ、8Kを発展・普及させていく取り組みです。映像の作成や加工、配信、表示までの一連の流れをパートナーとともに構築し、さまざまな分野でイノベーションの実現が期待されています。具体的な分野としては、医療やセキュリティ、検査システム、インフラ捕手など、放送分野にとどまらない活用が考えられます。
所在地 | 大阪府堺市堺区匠町1番地 |
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設立 | 1935年5月 |
社員数 | シャープ連結:52,422名(国内連結:18,823名) |