機械設計エンジニアとしてステップアップするには?という悩みについてまとめました。なかなかステップアップができない、と考えているエンジニアの方もぜひ参考にしてみてください。
機械設計エンジニアとして働く中では、新しい技術や知識を身につけることでステップアップをしたい、と考える人が多いはず。仕事をする中でステップアップをするには、どのようにしたら良いのでしょうか。
機械設計と一口に言っても、その仕事内容は幅広いと言えます。例えば、「システムを構成している小さな部品を、CADを用いて図面を書き起こす」と、「製品の仕様を理解し、使用を満たすシステム構成やメカ部の構造などを検討する」の2つでは求められる知識も技術も異なります。
自分はどのステップにいるのか、そしてどのレベルのエンジニアを目指すのかを考えてみることで、ステップアップするにはどのような方法をとるべきなのかがはっきりする場合もあるでしょう。
また、今の自分の環境はステップアップが可能な状況かを考えてみる必要があります。
例えば、自分はステップアップしたいのに周りの環境がそれを阻害してしまっている場合もあるでしょう。例えば職場の人出が足りず、何年も同じ業務しか任せてもらえない場合。さらに業務が忙しく、ステップアップのための勉強をしたり、研修に参加したりすることもできない、という場合もありえます。
このように成長の機会が与えられない場合には、どのようにしたらステップアップできるのかを考えて動かなければ、この先もずっと同じ状況が続いてしまうことが予想されます。
ステップアップをしたいと考える場合には、まずは会社内の研修制度が利用できるか調べてみると良いでしょう。会社の中には、独自の研修制度や資格取得のための補助制度を用意しているところもあるので、うまく利用するのがおすすめです。
また、自分が働いている環境はステップアップするのが難しい、と感じる場合には、思い切って働き方を変えてみるのもひとつの方法でしょう。ステップアップするための制度がしっかりと整えられている会社であれば、働きながらスキルをどんどん身につけていくことができるはずです。