静岡県に本社を置くスズキは、1909年に前身の鈴木式織機製作所として創業され、1920年に鈴木式織機株式会社として設立された、100年以上の歴史を持つ企業です。また、1990年からは「スズキ株式会社」へ社名変更され、現在は静岡県内にある複数の自社工場や技術センターを拠点として、15,000人を超える従業員やエンジニアが活躍しています。
スズキは四輪車と二輪車の両方の製造開発を行う、世界的にも珍しいメーカーであり、その他にもボートの船外機や電動車イスなどの製造販売も展開しています。
スズキは一社で車とバイク、そして船外機の生産まで行っている点が特徴です。そのため、スズキではそれぞれの特性やメリットを活かした技術開発や製品開発が進められており、例えば低燃費性能の高い小型車でありながら、スポーティな走行性を実現したコンパクトスポーツカー「スイフト」など、独自の魅力を凝縮させた人気製品が数多くラインナップされています。
結
スズキは現在でも静岡県に本社を置き、東京支店や横浜研究所と連携しながら、静岡県内に製造拠点を集結させています。静岡県内には5つの自社工場や、二輪部門とマリン部門それぞれの技術センター、さらに教育・研修を行う2つの研修センターなどが設けられており、エンジニアの実践教育から製造開発まで集中して行われている点が特徴です。
スズキでは、積極的に意思疎通を図れる環境づくりが推進されており、自分のポジションについてエンジニアが希望できる「自己申告制度」や、必要な人材を社内で募集する「社内公募制度」といった、各種制度が用意されています。また、その他にもスキルアップをサポートする「職能別研修」や「語学セミナー」といった、社内研修が充実していることも魅力でしょう。
スズキでは、電気自動車・ハイブリッド車を中心とした新技術や、環境対応技術に関連したエンジニアへのニーズが高まっています。また、かつては新卒採用を主としていたスズキですが、現在は多方面の価値観や技術を融合させられる「即戦力」を求めており、自動車業界に限らず、様々な経験を持った人材のキャリア採用が推進されていることも特徴です。
四輪車の車体・外装や電装・電装、駆動機関や制御システムなど、四輪車に関連する設計開発
高専卒以上で、設計開発に関連した実務経験が必須条件です。また、実務経験の期間は業務内容に応じて代わり、少なくとも3年以上となっています。その他については、業務内容に応じた分野の開発経験や専門知識を有していることが推奨されています。
二輪車のエンジン設計や車両設計、電子制御システムなど、関連部品や周辺機器の設計開発
高専卒以上で実務経験5年以上の実務経験が必要です。また、二輪・四輪を問わず車両設計やエンジン設計、車体部品の設計といった、実務経験が業務内容に応じて求められています。
船外機に関するエンジンの設計・実験・評価、推進装置・船体取付装置・船体制御システムの開発、ボート搭載通信システムの開発、先行技術開発など
高専卒以上で実務経験3年以上に加えて、船舶関連の設計や、出力・排ガス・燃費等の性能評価及び解析、モータ制御に関するハードウェア・ソフトウェア開発など、関連項目においていずれかの経験を有していることが必須です。また、その上でマリンレジャーや海を愛し、グローバルな活躍を目指す情熱が求められています。
世界的に人気のあるハッチバック型コンパクトカーです。一般向け小型車として低コスト化や運転のしやすさを重視しつつ、初代から一貫してMT仕様を継続するなどスポーティな走行性を楽しめることもコンセプトとしており、世界ラリー選手権やジュニア世界ラリー選手権でも高い評価を獲得しています。
スズキが1999年から2018年まで生産していた大型バイクであり、究極という意味で「アルティメットスポーツ」の呼び名を冠されたシリーズです。また、量産車として世界最高時速312kmを達成した、「20世紀最速のバイク」としても知られています。スズキの技術力によって、圧倒的な走行性能と優れた操作性が同時に実現されており、全世界規模の大ヒットを飛ばしたハヤブサは、生産終了後も定期的に再生産の噂が出る伝説のバイクとなっています。
| 所在地 | 【本社】静岡県浜松市南区高塚町300 |
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| 設立 | 1920年3月 |
| 社員数 | 15,431(2019年) |